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山陽道(西国街道)

東広島周辺

酒蔵の街並みなど

ハクボタンの酒造工場横を通る
(西条地区にて)

2006年12月 2日更新


山陽道(西国街道) 東広島周辺

 山陽道は、原則として国道2号線と同じようなルートをとっていますが、東広島周辺では国道2号とやや離れたルートになります(国道2号が新道になって離れていっただけですが)。

略図
(略図)

▼西条

 東広島の中心部・西条は酒蔵の町。そんなところを山陽道は通っています。

 西条の町に入る前は、水田地帯を進みます。西条の町の中心部の手前まで水田地帯。そんな中に一里塚跡(歌謡坂一里塚)があります。

歌謡塚一里塚跡 水田地帯と西条の町
(西条東部)

略図
(西条中心部略図)

 三原方面から東広島に入った山陽道は、国道375号を横切ると、酒造工場の煙突や白壁を見ることができるようになります。山陽道の沿道にも、酒造工場がいくつか建っています。
 山陽道は、「酒蔵通り」になっています。

酒屋の建物?(西条町土与丸) 宿場町の雰囲気も(西条本町)
白壁 左の写真を向きを変えて
白牡丹酒造 酒蔵通りの案内板(西条本町)
(西条地区の風景)

 西条は、山陽道最大の宿場町でもありました。重要な大宿駅ということで、幕府直営のものでした。街道から少し離れたところには、御茶屋本陣跡が賀茂酒造によって復元されています。

西条本町
(御茶屋本陣跡)

 JR西条駅から出る県道を横切り、居酒屋街を通り抜けます。そして、加茂郡御役所跡の前にたどり着きます。この御役所跡は、江戸時代に西条などの地域の郡中支配を行っていたところ。しかし、通常の代官所は広島城下にあり、この御役所で政務が執られることはまれだったそうです。

石柱 跡地全景
(加茂郡御役所跡)

 西条西本町から、西条町寺家(じけ)地区に入ります。明治時代に存在した寺西村の役場の建築記念碑(?)が建っています。

西条町寺家にて
(記念碑)

▼寺家〜八本松

略図
(寺家〜八本松略図)

 寺家からは国道486号に飲み込まれたりしつつ、時友一里塚跡付近で別れます。一里塚は案内板のみでその存在を知ることができます。

国道から分岐 一里塚跡
(寺家時友付近)

 寺家付近は水田も残っており、街道はその中を通ります。

水田地帯を行く
(水田地帯)

 水田地帯を抜けると、ニュータウンへと続くきつい坂道を登ります。住宅街が途切れると、街道は山林の中へと進みます。これが飢坂(かつえざか)と呼ばれるところです。

住宅街の脇を 山林を行く
(飢坂)

 飢坂を抜けると、八本松地区に入ります。シャープの工場がありいったん途切れますが、工場を過ぎると再び街道が残っており、歩くことができます。

水田の脇を行く 住宅街の中の細い道
(八本松:東部)

▼八本松

 JR八本松駅前を通ります。八本松駅付近は西条の盆地の西端にあたるようで、もう少しすると峠があります。

駅東側
(八本松駅前)

 一度JRの北側に出て(ただし踏切はなく、今は渡れない)、再び国道2号に出ます(ここには踏切あり)。長尾一里塚跡が国道2号の上り車道上に建っています。こののち国道を横切り、街道松の雰囲気がのこる道を通りつつ、東広島・安芸バイパスの方へすすみます。この付近から山道(峠道)になってくるわけですが、バイパスの建設で地形が大幅に変わっており、街道が見つけにくい状態になっています。

長尾一里塚跡 街道松の雰囲気
(峠を目指して)

参考資料

案内板(本陣跡、御役所跡)


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