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兵庫の交通

阪急神戸線(梅田〜三宮)

茶色の電車が行き来する

2009年 8月 8日更新


阪急神戸線

 大阪梅田と神戸三宮を結ぶ路線。同じく阪神間を走る阪神・JRにくらべると山の手を走っていて、夙川以西では線路も周辺道路もアップダウンが多くあります。沿線には私立の学校(大学だけではなく、小・中・高も)が多くあり、夕方は学生で賑わいます。

 私も、この線は兵庫在住時代には毎日のように利用していました。

略図
(略図)

沿線風景
▼大阪市内 (梅田・中津・十三・神崎川)

 梅田はキタの中心地。特急はラッシュ時でない限り8・9号線のどちらかに止まっていて、先発の特急が混んでいるなら、つぎの特急に座っていこうという気持ちになります。
 なお、梅田〜十三は京都線・宝塚線と並んで走ります。

普通電車 9号線ホーム
(梅田)

 中津は神戸線と宝塚線のみの駅。ホームが狭く、注意して歩かないと電車と接触しそうになります。よく「中津駅なんて降りたことないわ」という声を聞きますが、朝ラッシュ時には階段がつまるぐらい混みます。まあ階段も狭いからということも考えられますが。

中津を通過
(中津)
淀川を渡る 国道176号と並走
(淀川を渡る)

 淀川を渡ると十三。神戸・西宮方面からきた場合は、ここで石橋・京都方面への乗換駅にもなります。実際乗換える人も多いですが、接続が悪いと駅員さんに文句を言う人もいます。十三みたいにそれぞれの線の電車の本数が多いところだと、特定の列車同士で接続をよくすると今まで接続がよかった電車同士の乗換えが悪くなると思うのですがねぇ。
 ⇒京阪間の交通 阪急京都線への乗換え ⇒京阪間の交通 巨大乗換駅・十三駅への乗換え

神戸線ホーム
(十三駅)

 神崎川のほとりにあるのが神崎川駅。駅前はなんとなくごちゃごちゃしていますが、工場街がマンション群になろうとしていたりなど、変化がありそうな駅前の風景です。
 神崎川を渡ると府県境までしばらくは豊中市内を走ります。

神崎川駅神戸行きホーム 神崎川を渡る
(神崎川)

▼尼崎市内 (園田・塚口・武庫之荘)

 府県境は旧猪名川です。ちょうどこのあたりに線路に沿って使われなくなったと思われる線路敷があります。今の猪名川が建設された際に線路も移動したようです。

神崎川〜園田間 神崎川〜園田間
(川を渡る)

 園田駅は通過待ちができるタイプ。普通電車はラッシュ時にここで通過待ちをしますが、最近は夕方の神戸方面行きの普通は通過待ちをしなくなりました。梅田・十三から西宮北口までは全ての電車が先着するわけで、普通に乗れば園田から座れたりするのでありがたいです。
 駅を出るとカーブを曲がり、藻川を渡ります。

園田駅 藻川を渡る
(園田)

 塚口駅は伊丹線との乗換駅であるほか、尼崎市北部の中心地でもあります。駅南部にはサンサンタウンという商業施設があり、ダイエーや旅券事務所などが入っています。

 武庫之荘駅は尼崎西部の住宅地へのバスが発着しています。武庫之荘駅周辺をはじめ阪急神戸線線路沿いには桜の木が多く植えられていて、4月には車内から花見ができます。武庫之荘も駅ホームに隣接して桜が多く植えられています。

桜と電車 桜の中を走る神戸線特急
(桜の中を走る神戸線電車:武庫之荘駅付近にて)
三宮行きホームから 南口
(桜の時期の武庫之荘)
▼西宮市内 (西宮北口・夙川)

 武庫川を渡ると、西宮市内に入ります。武庫川を渡ったこのあたりは神戸線に新駅設置の要望が地元住民からあり、車窓からもその看板を見かけることができます。

 線路北側に車庫が見えるようになると、西宮北口駅です。駅北東は1995年1月17日の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けたところも多く、区画整理が行われ2001年春に「ACTA西宮」として新しくオープンしています。また、駅南東はかつて阪急ブレーブスの本拠地である西宮球場(後の阪急西宮スタジアム)がありましたが、2002年営業終了、その跡地に2008年に阪急西宮ガーデンズがオープンしています。この阪急西宮ガーデンズ内の阪急西宮ギャラリーには1983年当時の西宮北口駅と西宮球場を再現した模型が展示されています。
 西宮北口駅は車庫もあるからか、ここで折り返す電車も多いです。また、今津線との乗換駅ともなっています。なお、西宮北口というと長いので、「きたぐち」「にしきた」と略されることが通常です。

2階カリオンの鐘 梅田方面行きホーム
(西宮北口駅)
模型
(かつての西宮北口)

 西宮北口を出ると、真新しい高架を走ります。大震災で高架が倒壊したため、新しく作られたものです。阪急の震災復旧もこの区間が一番遅れたようです(伊丹駅・三宮駅の完全復旧は除く←三宮東口はどうも仮の状態らしい)。

 夙川駅は甲陽線との乗換駅。2007年春にはすぐ近くにJR夙川駅(仮称)ができる予定で、その対策として(?)2006年10月から特急が停車するようになっています。駅下を流れる夙川は、春になるとさくらの花が咲き誇る場所として知られています。駅ホームでは鯉が飼われています。

梅田行きホームから 梅田行きホームの鯉
(夙川)

▼芦屋市内 (芦屋川)

 神戸方面行き電車の場合、夙川を出てしばらくして右手に六甲山系が見えてくるようになると、芦屋市に入ります。芦屋川駅は芦屋川の真上にある駅。

海側から駅を挟んで山側を見る
(芦屋川)

▼神戸市内 (岡本・御影・六甲・王子公園・春日野道・三宮)

 神戸市内に入ると、六甲山系がより迫ってくるようになり、山が間近に見るようになります。岡本は震災後に特急が止まるようになった駅。JR摂津本山駅がすぐのところにあり、そのためではないかとよく言われています。

岡本駅前 岡本駅ホーム
(岡本)

 岡本と御影の間で、住吉川をわたります。鉄橋のところあたりは海岸の地区よりも標高が高く、海のほうも見渡せることができます(最近は建物が増えて見えなくなった?)。

住吉川を渡る S字カーブがある御影付近
(岡本〜御影)

 六甲は六甲山の登山口。駅から神戸市バスに乗り、さらに六甲ケーブルに乗り換えると六甲山上に行くことができます。王子公園を出たあたりからJRと併走するようになり、春日野道を過ぎると三宮。三宮駅は震災で駅と併設の阪急百貨店に影響があり、建物の中に電車が吸い込まれていく、あの独特の建物は早い段階で撤収されました。

現在の東口駅舎 阪急三宮に停車中の山陽電車
(三宮駅)

 三宮から先は神戸高速鉄道となります。山陽電車も阪急三宮から発着する電車があります。

停車駅ほか













梅田
中津
十三
神崎川
園田
塚口
武庫之荘
西宮北口
夙川





芦屋川
岡本
御影
六甲
王子公園
春日野道
三宮

●:停車 ┃:通過 ↑:梅田行きのみ運転の通過

 電車は特急については梅田〜神戸高速鉄道の新開地まで運転しています。1998年2月まで山陽電車の須磨浦公園までの電車もありましたが、現在は新開地まで。そういえば前は六甲まで山陽電車が走っていたような。

 昔は今よりもわずかですが早く阪神間を結んでいたようです。正雀工場で保存されている900形という車両に乗る機会がありましたが、車内の広告が神戸から大阪まで25分というものでした(昔の広告を復元したものらしい)。車両も2ドアのロマンスシートで当時としては豪華だったんだろうと思いますが、今では途中の西宮北口で多くの乗客が入れ替わったり、十三・岡本にも停車するので(昔は十三にも止まらなかったらしい)、こんな車両で走ったら迷惑だろうなあ、と思います。それだけ昔は大阪と神戸の2都市を早く結ぶことが今よりも重要だったんでしょうなあ。

かつて神戸線を走った車両
(900形車内:正雀工場にて)


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