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兵庫の交通

JR山陰線(福知山〜居組)

日本海沿岸を走ったり

柴山
(日本海を見ながら)

2009年10月10日更新


JR山陰線

 全区間は京都〜福知山〜鳥取〜米子〜出雲市〜益田〜幡生を、日本海側のルートをとおって結ぶルート。京都付近では都市近郊路線になっていますが、それ以外ではローカル線。しかし、車内から日本海を眺められるなど、見所も多いです。

 このページでは京都府の福知山から鳥取県との県境手前の居組までを紹介します。

 2002年3月のダイヤ改正で、城崎〜浜坂間は普通列車の本数削減のほか、月1回程度昼間運休が行われていました。代行バスも運転されておらず、なんか合理化するにしてもやり過ぎのような・・・。2002年7月から、この運休措置は撤回されています。

海側の小さな港から
(沿線の名所・余部鉄橋)

略図
(JR山陰線略図)

停車駅・列車

(●:停車 ┃:通過 ▲:一部通過 ‖:他線経由)

















特急[北近畿]は新大阪〜豊岡・城崎温泉間の運転。
特急[きのさき]は京都〜城崎温泉間の運転
特急[はまかぜ]は大阪〜香住・浜坂・鳥取間の運転(播但線経由)
福知山
上川口
下夜久野
上夜久野
梁瀬
和田山
養父
八鹿
江原
国府
豊岡
玄武洞
城崎温泉
竹野    
佐津    
柴山    
香住    
   
餘部    
久谷    
浜坂    
諸寄    
居組    
沿線風景
▼福知山〜和田山

雪景色
(JR山陰線から見た雪景色)

 福知山からしばらく、山陰本線は京都府内を走ります。福知山駅は高架駅となっています。

福知山に入る普通電車
(福知山)

 下夜久野は東経135度子午線に近い福知山市の駅。無人駅。

下夜久野
(下夜久野)

 梁瀬からは兵庫県内に入ります。朝来市内の駅で、昔ながらの駅舎があります。

梁瀬駅ホーム 駅舎
(梁瀬)

▼和田山〜豊岡

 和田山から先は、円山川が車窓に入るようになります。円山川に沿って豊岡に進みます。

 豊岡は但馬地区の中心にある駅。特急停車駅で、駅の裏手には車庫もあります。久美浜方面への北近畿タンゴ鉄道乗換駅です。

豊岡駅南側 列車内から
(豊岡駅)

▼豊岡〜城崎温泉

 豊岡を出ても、城崎温泉駅までは円山川に沿って走ります。豊岡〜城崎には玄武洞駅があり、玄武洞へは円山川を渡って行くことになります。

玄武洞付近 玄武洞付近
(車内からの風景)

 城崎温泉駅は城崎温泉の玄関口。駅から徒歩で行ける範囲に外湯が多く存在しています。駅前にある外湯は城崎温泉でも新しい方。また、城崎温泉駅からバスで10分程度のところに日和山があります。日和山は日本海に面したところで、ここからの風景もおすすめです。

城崎駅ホームに・・・ 城崎温泉駅
城崎温泉駅を出た「はまかぜ」
(城崎温泉駅)
▼城崎温泉〜香住

 城崎温泉駅を出ると線路の上に電線がなくなり、電車じゃなくてディーゼルカーが主役になります。長いトンネルを抜け竹野駅を過ぎると、山陰線はやがて日本海沿いに走ります。所々でトンネルにはいるのでずっと見られるわけじゃないですが、海が見えるところでは「山陰らしい風景だなあ」と思ってしまいます。

あと少しで海 竹野駅
海が見えてきました 竹野を出て日本海が
(竹野付近)

 佐津、柴山は香美町内にある駅。無人駅ですが、海水浴シーズンやカニのシーズンには、特急も停車し、観光客を迎えます。 

駅の西側
(佐津)

柴山停車中 日本海がちらりと
(柴山)

 香住駅は香美町(旧香住町)中心部に近い駅。駅から少し歩くと、日本海に面した海岸に出ることができます。豊岡方面からやってきてここで折り返す特急・普通があります。

香住に入る特急はまかぜ 雪の降る香住
(香住)

▼香住〜居組

 香住の次は鎧。駅名もすごいですが、駅から見る風景もすごいです。NHK朝の連続ドラマのロケ地にもなったことがあるようで、ロケ地であることを示す看板があります。

駅下は海 駅ホームから海を見る
鎧駅を海側から 海に隣接する鎧駅
列車の交換 海を眺められる場所(鎧駅東側)
(鎧)

 鎧を出てトンネルを抜けると、有名な餘部の鉄橋。鉄橋からは余部(地名はこちらの字)の集落や日本海がよく見えます。この鉄橋は1909(明治42)年12月16日着工、1912(明治45)年1月13日竣工。鉄橋下の川床からレール面までの高さは41.45m、橋台面間長309.42mです。永年にわたって風雨に耐えてきたのは脱帽。
 しかし風が強いところでもあり、国鉄末期の1986(昭和61)年12月28日に列車が鉄橋下に転落し、鉄橋下の水産加工場に直撃する事故が発生しています。鉄橋下にその事故の慰霊碑があります。この事故以来、鉄橋は20m/s以上の風で運行規制となります。
 餘部駅は鉄橋の付け根にあります。集落から列車に乗るには坂道をあがることになります。駅は1959(昭和34)年4月16日に設置されています。山陰本線開通から駅の設置まで、余部の人は線路までの急坂を登り、歩いて鉄橋・線路脇を通って隣の鎧駅まで行っていました。

 余部の鉄橋は平成22年度の工事完了を目指して架け替え工事が始まりました。今の明治以来の鉄橋が新しい橋に役目を譲る日もそう遠くはありません。

鉄橋を渡る普通列車
駅から鉄橋を眺める トンネル出ると鉄橋
鉄橋を渡る特急はまかぜ 鉄橋を渡る普通列車
北側の海岸から 鉄橋と海
鉄橋から海を眺める 鉄橋から山側を見る
(餘部)

 餘部を出ると山間部を走り、久谷駅に到着。駅は集落より高い場所にあります。

久谷駅
(久谷)

 久谷を過ぎて新温泉町浜坂地区の中心、浜坂駅。普通列車は時刻表を見る限りでは、ここで乗換えるのが基本です。でも接続に30分あったり・・・。

1番線ホームから 浜坂駅ホーム
浜坂駅西方
(浜坂)

 浜坂の次は諸寄。海沿いの集落の中の駅。


(諸寄)

 海沿いの集落である諸寄を過ぎて、海からやや内陸に入っている居組。駅西側のトンネルに入ると途中で鳥取県に入ります。このあたりまでくると、同じ兵庫県でも阪神地区とは趣きが全然違います。それが私は気に入っているのですが。

居組駅と県境へと続くトンネル 居組駅
(居組駅)

参考資料

 JTB時刻表(大型) 2001年12月号、2002年4月号など

 神戸新聞公式サイト http://www.kobe-np.co.jp/

 「余部鉄橋架替記念事業記念誌 さようなら!ありがとう!そして後世へ・・・ 余部鉄橋 余部鉄橋の有終を刻む」 平成19年2月 香美町発行


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