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琵琶湖疎水(川端通〜伏見)

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2006年 9月24日更新

▲琵琶湖疎水(蹴上〜川端通)


琵琶湖疎水(川端通〜伏見)

 琵琶湖から京都市内へ水を流す水路。鴨川に架かる二条大橋から少し上流に行ったところで、それまで西に向かって進んでいた疎水は川端通の地下に入るとともに、南に向きを変えます。

 このページでは「川端通以東」のページに引き続いて、1894(明治27)年完成の鴨川運河(伏見への流れ)をご紹介します。

略図
(琵琶湖疎水略図:かなり省略しています)

▼鴨川の東側を流れる (京都市左京区・東山区)
川端通から見る
(川端通から上流を見る)
 夷川発電所を過ぎると、地図上では鴨川に注ぐようになっています。しかしながら疎水はまだ続いており、川端通の地下を流れています。三条までは川端通と鴨川に挟まれて地表に現れていますが、三条からはおおむね地下。地上に出るのは地図では塩小路のあたりとなっています。

 鴨川との合流地点には門があり、疎水の水は通常は鴨川に流れないようになっています。
 なお、三条〜四条の一部区間は「せせらぎの道」が地上の川端通の東側歩道にあります。疎水の水を使っているのだろうか?水が流れている時期と流れていない時期があるようです。
疎水と鴨川の連絡部 川端通と鴨川の間
(二条付近)
水が流れていないとき 水があるとき
(せせらぎの道)
▼塩小路橋・東福寺付近 (京都市東山区)

 京阪七条駅の南側にかかる塩小路橋(鴨川にかかる)あたりで疎水は地上に出ます。それまでも水の一部は地上に出ているようですが、水の量から判断しておそらくここで暗渠から出ているものと思われます。ここから先もしばらくは京阪鳥羽街道駅付近まで鴨川の東側を並行して流れます。

塩小路橋の近くで顔を出す 鴨川と並ぶ疎水
(東山区南部の疎水)

▼伏見稲荷・深草付近 (京都市伏見区)

 伏見区内に入ると、京阪電車の東側を流れるようになります。伏見稲荷大社の近くでは、JR奈良線の西側を流れ、京阪とJRに挟まれたような格好です。
 京阪墨染駅付近まで疎水は京阪電車に沿って流れます。疎水の横には歩行者・自転車が通れる道が整備され、疎水を見ながら歩くことができます。

伏見稲荷付近の疎水 藤森付近の疎水
(伏見区北部の疎水)

▼墨染ダム (京都市伏見区)

 京阪墨染駅の南側で疎水はやや高低差がある水路となっているようです。高低差の様子は国道24号線の真下のようで、見ることができません。伏見郵便局の西側で国道の下から勢いよく出てくるのを見ることができます。

 水が坂を下る前には発電所などがあり、水の流れが止まっているように見えます。この流れが止まっているように見えるところは、地元の地図に「墨染ダム」と書かれています。ダムといっても山間にあるような大規模なものではないですが。

 この高低差ではインクラインもかつては活躍していたようです。現地では案内板などが見つからなかったのですが、琵琶湖疎水記念館には伏見インクラインについての展示があります。

墨染ダム
ダム ダム
(墨染ダム)

 前述の高低差をもつ疎水は、墨染ダムから国道24号線の地下を通って、伏見郵便局西側で再び地上に出ます。トンネルの入り口は関電敷地内のため見ることができません。出口も国土交通省管轄の土地だったりして近寄って見ることができませんが、近鉄京都線の電車内から見ることができます。トンネル出口は立派なレンガ造りのようです。

上流側を見る 下流側を見る 左が出口
(国道24号の下を行く)
近鉄車内から 出口
(トンネル出口)
▼伏見中心部 (京都市伏見区)

 国道24号線の地下からくぐりぬけ、近鉄京都線をくぐった疎水は、一部の流れが東高瀬川へわかれますが、大部分は引き続き疎水として伏見中心部へと流れます。途中で「濠川」と名を変えるようで、欄干に「疎水」と書かれている橋と、「濠川」とかかれている橋があります。なお、近鉄京都線はかつてのJR奈良線旧線を利用して開通したもので、近鉄の鉄橋の下にかつての奈良線のレンガ造りの橋脚を見ることができます。

近鉄京都線をくぐる 残るレンガ
(近鉄鉄橋下)

 その濠川も伏見区中心部の西側を流れた後、宇治川派流に合流します。


(伏見区内)


参考資料

 琵琶湖疎水記念館 展示資料・配布パンフレット
 →琵琶湖疎水記念館については、京阪間の名所 琵琶湖疎水記念館をご覧ください。 


▼宇治川派流

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