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淀川 上流から下流まで

琵琶湖疎水(蹴上〜川端通)

インクラインなど

九条山浄水場近く
(インクラインの車両)

2006年 4月15日更新

▲琵琶湖疎水(大津〜蹴上)


琵琶湖疎水(大津〜川端通)

 琵琶湖から京都市内へ水を流す水路。このページでは蹴上から鴨川沿いの川端通までをご紹介します。この区間ではインクラインが設けられていました。現在でも保存されています。このほか白川と合流し、また白川と分離します。

略図
(琵琶湖疏水略図:蹴上〜川端通)

▼蹴上付近 (京都市左京区)

 九条山のトンネルを抜けると、九条山浄水場で地表に出ます。このあたりで鴨川・鴨川運河方面への流れと、南禅寺・哲学の道方面の流れ(分線)にわかれています。

九条山にて
(九条山にて)

▼蹴上のインクライン (京都市左京区)

 インクラインは「傾斜鉄道」ともいい、名前の通りレールと車両があります。インクラインは疎水の水で発電される電気を動力源として利用し、坂を船ごと上下させる目的で設置されたもの。これにより琵琶湖と京都が疎水を通じてつながり、逢坂山や日ノ岡の峠道がネックだった運輸も、疎水の船運が利用できるようになりました。

 インクラインは昭和初期まで盛んに利用され、1948(昭和23)年まで活躍しました。現在蹴上にある車両などは1977(昭和52)年に復元されたものです。インクラインのレールも保存されており、自由に歩くことができます。

水はトンネルへ 保存される車両
軌道を歩く 三条通沿い
(蹴上のインクライン)

  線路敷の下に1つの通路があるのですが、この通路がレンガ造り(「ねじりまんぽ」の構造)。これも必見に値するものです。インクラインの下り坂を進むと、「京都市立琵琶湖疎水記念館」にたどり着きます。ここでは疎水についての資料が展示されています。
 疎水記念館前に船だまりがあり、南禅寺方面からの疎水分線や白川が合流します。このインクライン付近は桜の名所です。

三条通側坑口 内部
(「ねじりまんぽ」の構造をもつトンネル)
インクラインの終点 疎水記念館前の橋で
記念館前 記念館前の船だまり
(疎水記念館前)
奥の建物が疎水記念館
(東山をバックに)
▼平安神宮前 (京都市左京区)

 疎水記念館前を通過すると、ほどなく平安神宮前に到着。一度合流した白川と、再び分かれます。

平安神宮大鳥居と疎水 白川と分岐
(平安神宮前)

 ▲▼白川

▼夷川発電所 (京都市左京区)

 平安神宮のあたりで2つの直角カーブを曲がって進むと、夷川発電所があります。1914(大正3)年に建設され、これは疎水下流にある墨染の発電所と同時期だそうです。
 この発電所は疎水の水を使うことによって発電する水力発電所。水力発電所と言うと黒部のダムのような壮大なものがイメージにあるのですが、夷川発電所は黒部に比べるとかなり小さいです。

下流から見る
(夷川発電所全景)

レンガ造り 発電所を通り過ぎるまで
(夷川発電所)

参考資料

 琵琶湖疎水記念館 展示資料・配布パンフレット
 →琵琶湖疎水記念館については、京阪間の名所 琵琶湖疎水記念館をご覧ください。

 案内板(インクライン・夷川発電所)


▼琵琶湖疎水(川端通〜伏見)

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